2013年6月14日金曜日

サウナ ノ ススメ ~サウナ嫌いの私がサウナにハマッたワケ~

この画像はサウナとは一切関係ありません。また、ネコをサウナに入れることは絶対におやめください。

「サウナなんて大嫌い。熱くて息苦しいくて苦痛しかない。」

周囲にそう公言するほどサウナ嫌いだった私が、一ヶ月ほど前からサウナにどっぷりとハマッています。
どれくらいハマッているかというと、週3回ペースで通っちゃうくらい。
そして一度行くと5時間6時間当たり前に入り浸っちゃうくらい。
サウナ嫌いから一転、なぜ私がサウナ大好きへ変貌を遂げたのか、その経緯を皆様にお伝えしたいと思います。

きっかけは一ヶ月ほど前の休日。
用事と用事の間が4時間ほど空いてしまい、一度家に帰るほどでもないし、でも時間潰すにはちょっと長いな、と困っていました。どうやって時間つぶししよう。
そんな時私の目に飛び込んできたのが三ノ宮にある「神戸サウナ&スパ(以下、神戸サウナ)」の看板でした。

我らのパラダイス。ああパラダイス。
神戸サウナはその名の通りサウナが売りの施設なのですが、温泉もあります。
当時の私はサウナ嫌いだったので
「まあ温泉でも入ってゆっくり過ごすか」
程度で神戸サウナにチェックインしたのです。

そう、それが楽園への入り口だとも知らずに。

チェックインを済ませてロッカーキーをもらい、脱衣室で着替えて早速浴室へ。
まずは頭や体を洗います。お風呂に入る前に体をキレイにするのは公衆浴場のマナーですよねー。
そして温泉へ。神戸サウナは浴室内のど真ん中にどーんと大きいお風呂があります。

「ハンガリアンバス(大浴場)」 ※神戸サウナさんのHPより拝借
いやー、気持ちいい。最高!
丸い形の浴槽はかなり大きくゆったりと入れます。
真ん中からはブクブクと泡が出ています。
浴室の奥側は壁がなくオープンになっており、水風呂や露天風呂が見えます。
そのため開放感があり、いい感じにリラックスできます。

「来て良かったなー。気持ちいいなー」

などとご満悦だった私ですが、んー、そろそろ体が温まってきた。もう十分だ。
時計を見ると、まだチェックインしてから1時間しか経っていません。
うん、あと3時間もある。

せっかく来たんだから、ここで最後まで時間潰したいよなーと考えていたら、ふと思い出しました。

ここは「神戸サウナ」だと。サウナが売りなんだと。

せっかくなんだからサウナに入らないと損なんじゃないか、と。
まあ時間もあることですし、嫌いだけど入るかってことでメインサウナに入りました。
メインサウナ。※神戸サウナさんのHPより拝借
これまでに何度かサウナに入ったことがありますが、どこのサウナも汗を吸い取るために大きいタオルが敷き詰められています。
しかしここのサウナにはタオルが敷き詰められていません。
よく見ると入ってすぐの所に正方形のタオルが山積みにされています。
これを自分で取って座るところに敷くのです。
タオルが敷き詰められている場合は他の人が座った可能性がある所に座らないといけないので、ちょっと気持ち悪いですよね。
その点、この「自分で敷く方式」は常にキレイなタオルに座れるので気分的にいいですね。
しかもおしりが熱ければ2枚重ねて使用することもできます。

上の段は熱そうだったので下の段に大人しく座ります。
「こんなに熱く息苦しいのに、なんでみんなサウナに入るんだろう」
などとネガティブなことを考えながら我慢していたのですが、よく考えるとサウナ好きの人は必ず水風呂に入りますよね。
私も何度かチャレンジしようとしたのですが、足先を浸けたとたんに
「こんな冷たい水に入れるわけないじゃん」
と諦めていました。
しかしサウナ好きの人は「サウナは水風呂とセットだからいいんだ」といいます。
「よし、いつまでも水風呂から逃げず、勇気を振り絞って水風呂に入ってみよう。」
サウナの苦痛に耐えながら私はそう決心しました。

ある程度汗をかいたのでサウナを出て、かけ湯で汗を流します。
そして水風呂へ…。

怖い。コワイ。ツメタイ、コワイ。

小動物のようにビクビクおびえながら水風呂に足を入れます。
その瞬間の苦痛と言ったら…なんという冷たさなんでしょう。
この世の物とは思えない冷たさ。さっきまでサウナで「熱い、熱い、苦しいよう」などと言っていたのが吹っ飛ぶ冷たさ。まだサウナの熱さの方がマシだと思えるほどの冷たさ。
※この時点ではまだ両足首までしか水に浸けていません。

いつもはここで挫折して水風呂から出ます。(というかまだ入ってすらないけど。)
しかしこの日の私は違いました。

「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。」

どこかで聞いたことのあるフレーズを心の中で連呼しながら、私はゆっくりと水風呂に入っていきました。
足首からふくらはぎ、太もも、おしり、腰、おなか、胸、肩、そして首。
とうとう恐怖に打ち勝ち、ズッポリと水風呂に入ることに成功した私。

その瞬間です。衝撃を受けました。

まず首まで入ってしまうと、それほど冷たさの苦痛がないこと。
いや、むしろ苦痛というより冷たさが心地よく感じる。
サウナで火照った体から水風呂へ熱が伝導していく感覚を肌や体内で感じることができます。
少しのぼせた状態から体がどんどんリセットされてスッキリしていく感覚。
これは今までに味わったことのない感覚です。

強いて言うなら、真夏の暑い日に外を歩き回って汗だくの時、クーラーがガンガンに効いている建物に入った時のあの気持ちよさ、ありますよね。
あれを20倍くらいにしたような気持ちよさ、爽快感が「サウナ → 水風呂」にはあります。(20倍の根拠は特になし。うん。)

初めての水風呂にもかかわらず私はウットリとしながら2分ほど入っていたでしょうか。
そして人目もはばからず、無意識につぶやいていました。
「これか…」と。

しばらくして「ハッ」と我に返った私は、水風呂にずいぶんと長く入っていたことに気づき、ゆっくりと出ました。
あまりの衝撃にまだボーッとしていたのですが、サウナ好きのこんな名言を思い出します。

「サウナと水風呂を3回ほど繰り返すのがいいんだよねー。」

もう私に選択の余地はありません。
水風呂から出た私は何の迷いもなくサウナの扉を開け、中に座ります。

そしてここで第二の衝撃を受けます。

水風呂で肌が冷やされているためか、これまでのようにサウナの熱さを「苦痛」とは感じなくなったのです。
いや、むしろこの熱の刺激が肌に心地いい…
これまでジリジリと肌を責めてきた熱が、こんなに爽快な感覚に変わるとは…
しかも急激な温度変化のためか、サウナに入った瞬間から汗がどんどんでてきます。
気持ちいいくらい体中を汗が覆い尽くしていきます。
一回目のサウナはなかなか汗がでず10分ほど我慢していたのですが、今回は3分で汗だくです。

いい感じに汗をかいてサウナを出、かけ湯で汗を流し、再び水風呂へ。
足を浸け、ゆっくりと体を沈めていきますが、最初のような苦痛はありません。
そして首まで浸かって「むふー」とご満悦。
また1~2分ほど堪能してから出て、再びサウナへ。

こうして20分ほどの体験を境に「サウナ嫌い」から「サウナ大好き」へと変貌を遂げたのです。

サウナと水風呂を3セット堪能した私は体を拭き、神戸サウナに備え付けの部屋着に着替え、階段を上って-レストランのフロアに行きました。
そこに置いてあるリクライニングチェアにドッカと腰を下ろし、ビールを注文します。
生大です。大です。
このビールのおいしいことと言ったらそりゃもう、おいしすぎて気絶しそうになりました。(←大げさ)

そしてしばらく休憩した後にまたサウナと水風呂を堪能しに行くのでした。

するとどうでしょう。残りの3時間はあっという間に過ぎ去り、気づくと予定の待ち合わせ時間10分前なのにまだお風呂に入っているというギリギリ感。「もうこんな時間…。出たくない…。」
そう思わせる魅力がサウナにはありました。

そんなこんなですばらしいサウナ。大好きなサウナ。ぜひ皆様にもご堪能いただきたい、と願っております。

これからしばらくは「サウナシリーズ」でブログを書いていきたいと思います。
あー、サウナのこと書いてたらサウナ行きたくなってきた。

2013年5月28日火曜日

キレイな傘でうっとうしい梅雨を乗り切ろう! ~ そごう神戸店 1階で傘フェアー (2013年5月28日 - 6月3日)~

ステンドグラスみたいな傘。うーん、キレイだなぁ。

2013年5月28日、近畿地方も梅雨入りしましたね。
うーん、早い。うーん、うっとうしい。

梅雨はジメジメして好きな人はあまりいないでしょうが、こればっかりはしかたありませんね。
この時期に雨が降らないと夏に水不足になり、大変なことになりますし。

さて、雨と言えばやはり傘。これから出番がググッと増えてきますが、たまたま「そごう 神戸店」にいったら1階で傘フェアーみたいな催し物をやっていました。

結構いろいろな傘があります。男性用はありません。残念。
全部女性ものですが、あまりにキレイだったので店の方に許可をいただき、写真を撮らせていただきました。

ステンドグラスみたいな傘。きれいだねー。

ペンギンのもいい感じです。
これもカラフルでかわいらしいですね。

アップアップ

赤い傘。蝶のイラスト。
女性が好きそうな花柄ですね-。
落ち着いた感じの傘もあります。

なかなか渋いですねー。
これは着物の生地で作られた傘。なんと自分の着物を使ってオーダーメイドできるとのこと。
店の方に聞いたところ、レースの記事は着物の色に合わせてわざわざ染めるらしいです。スゲー!

着物の傘は当然着物と合いますね。

着物傘を広げてみました。うん、渋い。

キレイに仕上がってますねー。

オーダーメイドなのに驚異の安さ。本当にこの値段でできるのか!?
特に気になったのが着物の傘。
これは自宅に眠っている着物を使って傘を作っちゃおうというサービス。
さぞかし高いんだろうと思いきや、13,650円~という驚きの安さ。
こんな値段でオーダーメイドできるんですね。こりゃスゴイ。

かわった形の持ち手。洒落ているなぁ。

傘の記事を使ったポーチも売ってました。傘とセットで持つといい感じなのかな?
いやー、梅雨のうっとうしさを少し忘れることができました。
 キレイな傘を使えば、梅雨のうっとうしい雨も少し楽しくなるかもしれませんねー。

お店の方に無理言って撮らせていただきましたので、お礼に宣伝させていただきます。

皆さんも是非神戸にお越しの際は「そごう 神戸店」にお立ち寄り下さい。
この傘のフェアーは2013年5月28日~6月3日の一週間開催されているようです。

見るだけでも楽しいですよー。

ちなみにこの傘のイベントは「かさはな」という会社が行っているようです。
検索したらHP発見!
http://kasahana.com/


センター街で、女性に連行される「はばたん」を発見。
そごうを出てセンター街を歩いていると、ヨロヨロとよろめきながら女性に「連行」されている「はばたん」を見つけました。
後ろ姿の哀愁感がよい感じです。
実際は警察の詐欺防止キャンペーンみたいなので来てたみたいですね。
中の人、暑そう…。

2013年4月22日月曜日

JAWBONEの「UP」を1日使って気づいたこと ~ リストバンドタイプの万歩計(活動量計?) ~

こんなパッケージです
自動的にライフログを取ってくれるツール「UP」が昨日届きました。


【正規代理店品】 UP by Jawbone ライフログ リストバンド ミディアム オニキス ALP-UPM-OX

ものすごくざっくり説明するとリストバンドタイプの万歩計(もしくは活動量計?)。
ただし、この製品自体は動きを記録しているだけで、単体で歩数や消費カロリーを見ることはできません。

この製品のキモは2つ。

まず1つ目は「24時間、365日、装着し続ける」こと。
手首にずっと付けておきます。
もちろん寝ている時もつけておきます。
すると睡眠中の動きを分析して、レム睡眠とノンレム睡眠を記録し続けてくれます。
レム睡眠はみなさん御存知の通り「Rapid eye movement sleep」といって、睡眠中に眼球が素早く動いている眠りの浅い状態。
ノンレム睡眠はその逆で眠りの深い状態ですね。
そしてこの「UP」は起きたい時間を設定しておくと、その設定時間前30分以内のレム睡眠時にバイブレーションで起こしてくれます。
一般的に眠りの浅いレム睡眠時に起床するとスッキリ起きられると言われていますので、理にかなった目覚まし機能ですね。

そして2つ目のキモは「iPhoneなどスマートフォンアプリが用意されており、それにデータを取り込むことがさまざまなことができる」こと。
イヤフォンジャックに「ブスッ」と指してデータを同期させます
アプリに取り込むことで1日の活動量や眠りの周期をグラフで分かりやすく確認することができます。

活動量の分析。
意外と便利なのが上のグラフ。タッチするとその箇所の「時間」が分かるので、何時何分にどれくらい活動しているのか分かります。この情報は何か使えそうです。


これが睡眠中の分析結果。長い濃い青の棒が深い眠り。こういう周期なのか−。
ちなみにグラフの右の方に時計マークと「6:10」の表記がありますが、これがバイブレーションで起こしてくれた時の時間。
起きたのが7:05なので、二度寝しました、はい。(ダメじゃん。)

その日の気分も記録することができます。絵がかわいい!


食事も記録できます。
これは単純に写真を撮って何を食べたか記録しているだけですが、市販の食品であればバーコードを読み取って摂取カロリーなどを自動的に記録していくこともできます。
今後はFacebookなどにもある「チェックイン」機能も充実させていくようです。

さて、もっと色々と説明したいところですが、なんせまだ1日しか使っていません。
分からないことも結構あります。

というわけで、とりあえず私が1日使って気づいたことをざざっと書いていきたいと思います。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。

(思いついたままに書いていきますので、まとまりが悪いですがご容赦ください。)

(1)装着感

まず気になるのは装着感ですね。
24時間365日装着し続けるわけですから重要な要素です。
私が購入したのはLサイズ。
1日付けた感想は
「ちょっと気になる。楕円形なので動きによっては腕にキュッと締まる時もある。」
という感じですね。
このように少しねじれると部分的に締まる感じがします。

ちなみに今朝起きたときは、ちょっと左手先がしびれたような感覚を覚えました。
たまたまかもしれませんが、1日ではまだ慣れませんね。
かといって耐えられないほどの違和感でもありません。

(2)歩数が多くカウントされている?

元々オムロンの「活動量計」を使っていたのですが、それと比べるとカウント数が多いです。
ちょっと違いすぎる。倍近く差があります。

UPは7,439歩。オムロンの活動量計は4,746歩。
おい、全然違うじゃないか!
しかしこれはUPが多くカウントされているのか、オムロンの活動量計が少なくカウントされているのか分かりません。

これはどちらが正しく計測しているのか検証する必要がありますね。

(3)同期のタイミング

同期中。
利用者しか分からないと思いますが、同期のタイミングにルールがあります。
アプリを立ち上げた状態からUPをiPhoneに差し込んでも自動的に同期は始まりません。
手動で「同期」させる必要があります。
しかしまずUPをiPhoneに差し込み、それからアプリを立ち上げると自動的に同期が始まります。
この方が楽です。

(4)目覚ましのバイブレーションの強さ

当初不安だったのは
「バイブレーションで本当に起きることができるのか」
です。

これも当然個人ははありますが、私は「起きるのに十分なバイブレーション」だと断言できます。
私が起きられなかったのは二度寝したからです。
確かにバイブレーションで起きることができました。
問題は二度寝なのです。
その二度寝をしづらいように浅い眠りの時に起こしてくれているのに、そんなことガン無視で二度寝してやりました。
UPのテンションがDOWNしてましたね、うん。

(5)今日の気分を記録する機能

これは自分で今の気分を記録する機能なのですが、この操作性や絵がとってもいい!
画面を指で上下になぞると表情とポーズが変化します。この操作性はクセになります。
これが一番いいやつ。毎日この状態をキープしましょうね!

次にいいやつ。

片手程度ね。

良好といっても普通な感じ。

ネガティブ感がでてきた。

あちゃー。

あれまあ。

これはダメ、絶対。
ウソでも「最高!」を使いましょうね。そうすると気分も良くなりますよ!


まだ1日しか使っていませんので、ひとまずは以上です。

これから使っていくうちに気づくことが増えると思いますので、まとまってきたらご報告いたします。
いやー、楽しい楽しい!


【正規代理店品】 UP by Jawbone ライフログ リストバンド ミディアム オニキス ALP-UPM-OX

2013年3月6日水曜日

とうとう我慢できずにレンズを購入! 〜 LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020 〜

これはiPhoneで撮影してますが、iPhoneだって寄ればボケるんです!

「もっと背景ボカしたい…」

部屋の片隅で一人つぶやく。
そんな私を怪訝そうに見つめるネコたち。

「ボカしたい…背景を…」

初めてデジタル一眼(PanasonicのGX1)を購入してパシャパシャ写真を撮っていた私に異変が起きました。

「なんか違う。ネットに上がってる写真はもっと背景がボケてる…」

恐らく初心者が陥るであろう
「背景がボケてたらなんか雰囲気あっていい写真と感じてしまう病」
に私もかかっていました。(そんな病気があるのかどうか知りませんが。)

そもそもデジタル一眼を買った理由の一つは背景のボケなんですから、求めたっていいじゃない!
もちろん普通のデジカメに比べたら今でも十分ボケていい感じだと思ってたんですけどね。
でもネット上の他の人の写真はもっとこう盛大にボケてる感じ。

お笑い芸人に「素人とは違うんだぜ、俺たちのボケは!」って言われてる感じ。悔しいですっ!

購入前に調べて知っていたんですが、改めて確認するとやっぱりレンズだと。
「明るい」レンズがいるんだ、と。
F値が小さい明るいレンズ。もう俺にはお前が必要なんだ、と。

「レンズなんか高くてもったいないから買わないよ」
と一人つぶやきながらネットで調べてみます。

GX1は「マイクロフォーサーズ マウント系」というやつなので、まずはその種類の中から評判のいいものを探します。

すると10分ほどで
「安いし、このレンズはよくボケるぜ」
なんていう代物が見つかったのです。

それがPanasonicの「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」です。



Panasonic デジタル一眼カメラ マイクロフォーサーズ 交換レンズ H-H020

安いといっても約3万円。
GX1をレンズ付きで4万円弱で購入したことを考えると非常に割高です。

「高い高い。買わないよ。でもとりあえずクチコミを確認ね」
ってな感じで読んでみると…
なんだこのクチコミは。ほぼ全員が満足しているではないか!

しかも特質すべきは
「素人でも簡単にいい感じに背景がボケる」
という意見の多さ。

オイオイ、カンゼン ニ ワタシ ノ ニーズ ト イッチシテルジャナイカ

しかしまだまだ踏ん張ります。
「買わないよ。高いから買わないよ。でもせっかくだからもうちょっと読んでみるか」
ダメっ!もうパソコンから目が離せない!

読み進めると次に多い意見は
「このクオリティでこの値段は安すぎる。もっと早く買っていれば良かった」
みたいなやつでね。
確かに調べてみると、一般的な一眼レフのレンズと比べたら安いんですけどね。でもやっぱり3万円はね。

もうこの辺りで「買ってもいいかな」なんて思い始めてるんですが、やっぱりレンズだけで3万円は高すぎる。せめてもう少し安くなるまで待とう、と思いとどまりました。我ながら男らしい。ステキ。

念のためここ数年の価格の推移を調べてみると…

2年ほど前でも3万円ちょっと…待てども待てどもそれほど下がらないのでは?

ほとんど値段下がってないじゃん…
ということは、もし一年我慢してもほとんど値段が変わらないなら、一年待ったら損じゃん!
どうせ同じ値段なら1日でも早く買ってレンズの恩恵にあずかった方が得じゃん!

この理論でだいたいのアップル製品を買ってしまう私が、このレンズを我慢できるでしょうか。
イヤ、デキマセン。

というわけで妻に内緒でポチッとしたわけです。

GX1に合わせて作られたかのようにデザインもマッチしております。これはiPhoneで撮影。

どうでしょう。GX1にピッタリですね。薄くていいじゃない!

ちなみにこのレンズは「単焦点」といってズーム機能が付いていません。
ズームできないので撮影の際は自分が動いて被写体との距離を調整する必要があります。

さて、ではド素人中のド素人である私がこのレンズで撮影した写真をご覧ください。

ソファーでくつろいでいるネコを接写


連写だからこそ撮れたペロリの瞬間


観葉植物「シルバークイーン」もクッキリ

ちょっとムッスリした顔を上から

サラダ


眠そう


外でも撮ってみました


軽くムギムギします


「ムギムギすんなやっ」

ワイングラス


奥も手前もボケるぞ!


おてて


モノクロにも挑戦


気づけばネコばかり

素人が陥ると言われている「日の丸構図」がほとんどですが…
うん。でも構図がダメとか露出がどうとかベテランさんの意見は置いといて、ボケてるボケてる。すごくボケてる!
これこれーっ!もう背景がボケれてばなんでもいい!ボケ最高!

「少し絞った方がシャープに撮れる」なんていうクチコミもありましたが、とにかくボカしたい私は開放(F値1.7)でバシバシ撮ります。

いやー、これはクセになります。カメラに付いてたレンズでも楽しかったんですが、このレンズはまた違う快感を与えてくれます。

買って良かった。今はそう言い切れます。ボケ最高!

あとはこのブログを読んで「旦那が勝手にレンズを買った事実を妻が知る」という問題だけです。

値段のことはボカして言い訳しようと思います。ええ。


Panasonic デジタル一眼カメラ マイクロフォーサーズ 交換レンズ H-H020