2013年3月6日水曜日

とうとう我慢できずにレンズを購入! 〜 LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020 〜

これはiPhoneで撮影してますが、iPhoneだって寄ればボケるんです!

「もっと背景ボカしたい…」

部屋の片隅で一人つぶやく。
そんな私を怪訝そうに見つめるネコたち。

「ボカしたい…背景を…」

初めてデジタル一眼(PanasonicのGX1)を購入してパシャパシャ写真を撮っていた私に異変が起きました。

「なんか違う。ネットに上がってる写真はもっと背景がボケてる…」

恐らく初心者が陥るであろう
「背景がボケてたらなんか雰囲気あっていい写真と感じてしまう病」
に私もかかっていました。(そんな病気があるのかどうか知りませんが。)

そもそもデジタル一眼を買った理由の一つは背景のボケなんですから、求めたっていいじゃない!
もちろん普通のデジカメに比べたら今でも十分ボケていい感じだと思ってたんですけどね。
でもネット上の他の人の写真はもっとこう盛大にボケてる感じ。

お笑い芸人に「素人とは違うんだぜ、俺たちのボケは!」って言われてる感じ。悔しいですっ!

購入前に調べて知っていたんですが、改めて確認するとやっぱりレンズだと。
「明るい」レンズがいるんだ、と。
F値が小さい明るいレンズ。もう俺にはお前が必要なんだ、と。

「レンズなんか高くてもったいないから買わないよ」
と一人つぶやきながらネットで調べてみます。

GX1は「マイクロフォーサーズ マウント系」というやつなので、まずはその種類の中から評判のいいものを探します。

すると10分ほどで
「安いし、このレンズはよくボケるぜ」
なんていう代物が見つかったのです。

それがPanasonicの「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」です。



Panasonic デジタル一眼カメラ マイクロフォーサーズ 交換レンズ H-H020

安いといっても約3万円。
GX1をレンズ付きで4万円弱で購入したことを考えると非常に割高です。

「高い高い。買わないよ。でもとりあえずクチコミを確認ね」
ってな感じで読んでみると…
なんだこのクチコミは。ほぼ全員が満足しているではないか!

しかも特質すべきは
「素人でも簡単にいい感じに背景がボケる」
という意見の多さ。

オイオイ、カンゼン ニ ワタシ ノ ニーズ ト イッチシテルジャナイカ

しかしまだまだ踏ん張ります。
「買わないよ。高いから買わないよ。でもせっかくだからもうちょっと読んでみるか」
ダメっ!もうパソコンから目が離せない!

読み進めると次に多い意見は
「このクオリティでこの値段は安すぎる。もっと早く買っていれば良かった」
みたいなやつでね。
確かに調べてみると、一般的な一眼レフのレンズと比べたら安いんですけどね。でもやっぱり3万円はね。

もうこの辺りで「買ってもいいかな」なんて思い始めてるんですが、やっぱりレンズだけで3万円は高すぎる。せめてもう少し安くなるまで待とう、と思いとどまりました。我ながら男らしい。ステキ。

念のためここ数年の価格の推移を調べてみると…

2年ほど前でも3万円ちょっと…待てども待てどもそれほど下がらないのでは?

ほとんど値段下がってないじゃん…
ということは、もし一年我慢してもほとんど値段が変わらないなら、一年待ったら損じゃん!
どうせ同じ値段なら1日でも早く買ってレンズの恩恵にあずかった方が得じゃん!

この理論でだいたいのアップル製品を買ってしまう私が、このレンズを我慢できるでしょうか。
イヤ、デキマセン。

というわけで妻に内緒でポチッとしたわけです。

GX1に合わせて作られたかのようにデザインもマッチしております。これはiPhoneで撮影。

どうでしょう。GX1にピッタリですね。薄くていいじゃない!

ちなみにこのレンズは「単焦点」といってズーム機能が付いていません。
ズームできないので撮影の際は自分が動いて被写体との距離を調整する必要があります。

さて、ではド素人中のド素人である私がこのレンズで撮影した写真をご覧ください。

ソファーでくつろいでいるネコを接写


連写だからこそ撮れたペロリの瞬間


観葉植物「シルバークイーン」もクッキリ

ちょっとムッスリした顔を上から

サラダ


眠そう


外でも撮ってみました


軽くムギムギします


「ムギムギすんなやっ」

ワイングラス


奥も手前もボケるぞ!


おてて


モノクロにも挑戦


気づけばネコばかり

素人が陥ると言われている「日の丸構図」がほとんどですが…
うん。でも構図がダメとか露出がどうとかベテランさんの意見は置いといて、ボケてるボケてる。すごくボケてる!
これこれーっ!もう背景がボケれてばなんでもいい!ボケ最高!

「少し絞った方がシャープに撮れる」なんていうクチコミもありましたが、とにかくボカしたい私は開放(F値1.7)でバシバシ撮ります。

いやー、これはクセになります。カメラに付いてたレンズでも楽しかったんですが、このレンズはまた違う快感を与えてくれます。

買って良かった。今はそう言い切れます。ボケ最高!

あとはこのブログを読んで「旦那が勝手にレンズを買った事実を妻が知る」という問題だけです。

値段のことはボカして言い訳しようと思います。ええ。


Panasonic デジタル一眼カメラ マイクロフォーサーズ 交換レンズ H-H020

2013年3月3日日曜日

GX1のレンズをちょこっといじってみました 〜 ステップアップリングで37mmから58mmへ 〜

改良後のレンズ。見た目だけのカスタマイズ、まさに自己満足!(この写真はiPhoneで撮影したものです)

初めて買ったデジタル一眼、PanasonicのGX1。


デジタル一眼、買っちゃいました ~ パナソニック LUMIX DMC-GX1X ズームレンズキット エスプリブラック ~



今まで普通のデジカメやiPhoneなどで写真を撮っていて
「これで十分じゃん!」
なんて思っていましたが、いやー、全く別物ですっかり気に入っています。
写真を撮るのも楽しくなり、常に持ち歩いてカシャカシャ撮りながら練習しています。

そんなGX1ですが、ネットで色々と調べているとズームレンズキットについているそのズームレンズが「ダサイ」という意見を目にします。

これがそのレンズ。全面にたくさん文字が書いてあってダサイと。(この写真はiPhoneで撮影したものです)
文字が多すぎてダサイとの意見が多く、でもそれは人それぞれってことで気にならなかったのですが、いろんなレンズやカメラを見ているうちに
「確かにちょっとダサく感じるな」
などと思い始めました。

あ、ちなみにこれはGX1で撮影。上のiPhoneで撮った写真と全然違うでしょ?
まあ別にどうでもいいけどねー、と思ってたんですが、ちょっと面白いカスタマイズを発見しました。

GX1 か、かっこいい‥ - めっちゃ速そうなRS製作日記 - Yahoo!ブログ 

やだ、なんだかかっこいい感じがする。
費用も安いし。
ということでやってみることにしました。

もう少し調べてみるとステップアップリングは「37mm → 52mm」ではなく「37mm → 58mm」にした方がレンズの外周とぴったりフィットするようでしたので58mmに。

そこでまず買ったのはレンズの口径を大きくするステップアップリング。


ケンコー・トキナー ケンコー 小口径デジタルカメラ用ステップアップリング 37-58mm(P=0.75) 051054

そしてこの上にレンズを守るプロテクターをつけます。
ホコリや雨などの水滴、そして物理的にキズ付いたりしないようにつけた方がいいとのことでした。


Kenko 58S PRO1D プロテクター(W)ワイド 252581

あとはレンズカバー。
口径が37mmから58mmになりますから、当然従来のレンズカバーは使えません。
探しているとPanasonicのLUMIXブランドのカバーがありましたので、それにしました。


Panasonic デジタルカメラオプション レンズキャップ DMW-LFC58

そんなこんなで完成したのがこれです。
ステップアップリングのおかげで前面の文字が隠れました。(GX1で撮影)
やってみると意外にも
「やっぱりどうでもよかったかな?」
なんて思ってしまいましたが、せっかくやったので「かっこよくなったじゃん!」と思いたい。いや、思っている!

当然ですが元のレンズより7〜8mm程度長くなってしまします。(iPhoneで撮影)
いやー、しかしデジタル一眼を買う前は
「レンズを買い足したりカスタマイズしたりするのはお金がかかるし面倒だし、だから一眼レフ嫌なんだよねー」
なんて言っていたのに、いざ買ってみるとどんどん興味がでてきて色々と調べちゃいますね。

次はレンズを購入して…(ゴクリ)