我が家のリビングに飾っているS先生の作品。右下のカエルがお気に入り。 |
S先生がお亡くなりになられました。
私はとっても生意気。
末っ子ということもあってか、結構年上の人と話していると自由に発言するクセがあります。礼儀も無視してズバズバ言っちゃう。
それが人によっては不快に感じられることもあるでしょう。
でも可愛がってくれる人はとっても可愛がってくれる。
0か100か、みたいなところがあるんですね。
そんな私を初対面から可愛がってくれたのがS先生。
妻の紹介で初めて会ったのは8年くらい前でしょうか。
その当時S先生は60代後半。
いつもの調子でズバズバと言いたいこと言う私をニコニコしながら「いいねぇ」と言ってくれたS先生。
私も「S先生って変人やけどいい人ね」
なんて生意気なこと言いながら親しみを感じていました。
S先生の作品。「春の谷川岳」 |
これもS先生の作品。左「チンネ岩稜」 右「ガジュマル」 |
S先生は…
元々福祉関係で有名な人。
福祉業界を良くするために真剣に取り組み続けた人。
かなり自分勝手で、自分がいいと思ったことは貫くガンコな人。
絵を描くのが好きで、自分のガレージで個展などひらく人。
ここ数年は登山にはまって色々な山を登っていた人。
「死」について異常に意識していた人。
特に印象的なのは最後の「死」について。
初めて会った頃からそのことについてよく話していました。
「僕くらいの年になるとねー、死について真剣に考え始めるんだよー」
なんてよくおっしゃっていました。
死を恐れたり意識しすぎることは、死に関心があるということ。
関心を持ったことは引き寄せられる。
今回のことはその結果なのかもしれません。
最後まで自分の好きなことをやって亡くなったS先生。
「絶対に葬式はしてほしくない」
とおっしゃっていましたが、結構好きなことしてきたんですから、もしお葬式があっても我慢してね。
私が先生にお願いされたこと、私が覚えている範囲内で果たしますのでご安心ください。
そしてもし可能であれば、先生のご家族、ついでに私たちも見守っていてくださいね。
先生、本当にありがとうございました。
どうぞ安らかにお眠りください。
大変ご無沙汰しています。岡本です。
返信削除S先生との河原の散歩をご一緒していた、、、
と言ったら思い出してくださいますでしょうか?
この日記を読めてとてもうれしく思いました。
どうもありがとうございました。